

一休さんで有名なあのお寺....としか認識していなかったのですが、一休さんが晩年大徳寺の住持(寺を管理する主僧)となったけれど、実際には住んではいなかったそうです。なので、あのアニメにあるお寺とは違うようです。
ちなみにアニメのお寺は「安国寺」といって、応仁の乱で焼けてしまって現在は現存していないようですが、四条大宮近くにあったようです。
まずは正門から入ります。
正門は、北大路通から大徳寺前交差点を北に上がったところに正門がありました。
ちなみに正門の中には無料で自転車がおけました。ラッキー。
正門の前に管理の小屋があり、そこで拝観料を聞いてみると、なんと、この大徳寺、中に26ものお寺があり、拝観料はそれぞれで支払うとのこと。
今日拝観できるのは6つの施設だということを教えてもらいました。
大徳寺というお寺がどーん!とあるのかと思っていたのでびっくり!京都生活8年目にして知った事実でした。
これが大徳寺内の地図です。
中に入ってみますと。。。
天気のいい日曜日の昼前なのにこの静けさ。
ちなみにここは無料のスペースです。この近くに住んでいる人にはいい散歩コースですよね。うらやましい。
ガイドブックも何もないので、とりあえずこの写真の下に写っている龍源院の方向に向かいます。
こちらが龍源院です。
龍源院
この門の入口にあった立札を読んでみると...
ちょっと読みにくいので、テキストにしますね。最後のほうの文です。
寺宝として、豊臣秀吉と徳川家康が対局したと伝えられる四方蒔絵の碁盤、天正11年(1583)の銘がある種子島銃などを蔵している。
とあります。

これは必見です。中に入ってみましょう。
天気もいいし、お寺もきれいです。
拝観料は350円。
受付でお話を伺うと、ここは普通のお寺と一緒で、一つ一つのお寺に住職さんのご家族が住んでいるそうです。こんな歴史的なところに住めるなんて羨ましい!けど、冬は寒いかも....。

入ってすぐの和室に、ありました!お宝。
種子島火縄銃と家康・秀吉の碁盤です。
火縄銃がとてもごつくて大きくて、大きいです。こんなの持っては走れなさそう。
1583年というと、信長の死が1582年なので、翌年。豊臣秀吉と柴田勝家が賤ケ岳の戦いで戦っていた年ですね。歴史を感じます。
また、こちらの龍源院はお庭がきれいで有名なんだそうです。
それがこちら。
ここは火縄銃が飾ってある和室の隣です。
次の写真は、方丈の間の前にあるお庭です。
最後は日本で一番小さな石庭です。
一滴の水、というだけあって、水の波紋みたいに見えますものね。
ということで、写真たっぷりでお送りしました、大徳寺の中にある龍源院でした!

